どうすればTOEICで800点を獲れるか(リーディング編)


 初めてTOEICを受けた時のスコアが600点台。そこから少し対策をして、次に受けたTOEICでは700点を超えた。

 こうなると、次なる目標は800点。しかし、TOEIC800点の壁は分厚く、なかなか超えられないという人が少なくありません。

 では、どうすればTOEICで800点を獲れるか?

 昨日のブログで、TOEIC800点を獲るには、まず、リスニングで430~440点を獲る必要があると述べました。

 ということは、リーディングでは、360~370点が必要になります。TOEICのリーディングセクションで370点を獲るとなると、75~80%程度の正答率が必要です。

 正答数を75問(100問中)とした場合のパート毎の内訳の目安は、Part 5: 22/30、Part 6: 12/16、Part 7S: 23/29、Part 7DT: 18/25といったところです(*7S=シングルパッセージ、7DT=ダブル&トリプルパッセージ)。

 まず、何よりも「100問全てを解き切る!」というのが、大きなポイントです。TOEIC800点未満の方の大半が、最後まで解き切れずに「塗り絵」をします。

 「塗り絵」とは、時間切れで、最後の数問、マークシートを適当に塗りつぶすだけになってしまうことを言います。

 Part5は、最後の10問(No.121-130)に、難しめの語彙問題が含まれます。ここで時間をかけ過ぎて、Part7にそのしわ寄せが来ないようにしたいところです。

 Part5の前半は確実に正答し、最後の10問のうち、難度の高い問題は、時間をかけ過ぎず、ある程度のところで切り上げるようにしましょう。1問20~30秒を目安に。

 Part6は、各パッセージに、一文まるごと空所に入れる問題が1問含まれます。これは、少し時間がかかる問題なので、場合によっては、飛ばしてしまってもいいでしょう。

 Part7のシングルパッセージ(No.147-175)は、質問を見て、そのキーワードを本文中から探し、答えの核心部分を素早く見つけます。そして、選択肢と照合し、「言い換え」が使われているものを選びます。

 Part7のダブル&トリプルパッセージ(No.176-200)は、分量が多く、答えを探すのに時間がかかります。それだけに、如何にそれまでに時間を節約できたかが鍵を握ります。

 Part7のダブル&トリプルパッセージは30分ほど、時間をかけたいところです。となると、Part5、6、7Sの75問を45分で仕上げる必要があります。

 つまり、TOEICで800点を獲るには、「速解力」を身に着ける必要がある、ということです。それには、語彙や文法の精度を高めることが最も重要です。

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