リスニング強化


 今の日本の英語教育は、英語の4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)をバランスよく強化することに重点が置かれています。また、その前は「コミュニカティブ重視」の教育がなされていました。

 しかし、それ以前(20世紀中)はと言うと、「文法訳読式」の授業がメインでした。と言うより、それしかなかったのです。ひたすら単語を丸暗記し、文法をガッツリ学び、長文を読みこなす。「とにかく英語は読めればいい!」という時代でした。

 入試にもリスニングはなく、音声面の教育は完全に疎かになっていました。英語を聞く機会が圧倒的に不足していたのです。それにより「(英語は)読めばわかるけど聞くとわからない」という日本人を大量に増産してしまったのです。

 実際、私が授業をしていますと、「世代間ギャップ」を感じることが少なくありません。今の中高生は、小学生の頃から英語を耳にする機会があり、英語を聞くことには比較的慣れています。

 よって、「英検対策」などでも、リスニングが得意な子が多いと感じます。ところが、語彙力がなく、文法の知識もあやふやなため、語彙問題や読解問題を苦手とする生徒が多くなりました。

 一方、40代以上の方に、英検やTOEICなどの資格対策をしていますと、リスニングが苦手な人が多いのです。単語を覚えたり、長文を読んだりすることは苦にしない一方、聞き取りが苦手なのです。そんな生徒さんからは、「本当にリスニングをどうにかしたい」という切実な声がしばしば聞かれます。

 そんな「リスニングが苦手」で、「リスニングをどうにかしたい」という方を対象に、「オンライン英語教室のUB English」では、「リスニング強化」のための講座を設けております。「オンライン英語教室のUB English」の「リスニング強化」は、ただ「聞き流す」のではなく、ポイントを絞って聞く訓練を行います。

 英語を漫然と聞いていると、どんどん音が流れていってしまい、いつしか雑音になってしまいます。それだと、いくら聞く量を増やしても効果はありません。ポイントを絞って聞き、必要な情報をキャッチすることが重要です。レッスンでは、そのための練習を行います。

 「オンライン英語教室のUB English」のレッスンは「完全マンツーマン」なので、レベルや教材、授業内容は、生徒個々に合わせてカスタマイズできます。ご興味ある方は、お気軽にお問合せ下さい。