英語・英会話スクールの受講料の支払いシステムは、大きく分けて３つあります。①チケット制、②学期前納制、③完全月謝制です。システムをきちんと理解していないと、後々トラブルに発展することもありますので、それぞれの特徴を掴んでおきましょう。
まず、①チケット制。これは、予め受講する回数分のチケットを購入するというもの。チケットの単価は均一ではなく、一般的にチケットの購入枚数が多ければ多いほど単価が下がる仕組みです。
そこで、多くの英会話スクール（特に都心の大手英会話スクール）のカウンセラーは、「チケットを多く買う方がお得ですよ！」と強調します。チケットをたくさん買えば、確かに単価は下がりますが、一度に支払う金額が大きくなります。つまり、それだけ生徒にとっての負担やリスクが増すということです。
また、チケットには有効期限があり、それまでに消化し切れない場合は無効となります。希望する日時に予約が取れず、チケットを消化し切れなかったことでトラブルになることもあります。２００７年に経営破たんしたＮＯＶＡが、このことで多くの受講生とトラブルになりました。
次に、②学期前納制。これは、資格対策などに特化したスクールによくある制度です。学期の始まりと終わりが決まっていて、その期間分の受講料を一括で支払う制度です。
スクール側にとっては、先に学期分の受講料を全額支払ってもらえるので、運営が楽になりますが、生徒にとっては、本当に最後まできちんと通えるかどうかがわからない段階で、学期分全額を前納しなくてはならないので、リスクがあります。途中で通えなくなっても、一定期間を過ぎると、クーリングオフが適用されず、受講料は返金されません。
最後に、③完全月謝制。まず、支払いが月ごとなので、一度に支払う金額は大きくなく、生徒にとってのリスクが少ない制度です。また、チケット制や学期前納制のような未消化分の返金などに関するトラブルもありません。月謝制の唯一の欠点は、継続受講する場合、月ごとに支払うのが面倒というのがあるかもしれません。また、ついうっかり納期までに支払いを済ませるのを忘れてしまう人もいます。
受講料の支払いシステムは、スクールごとに異なりますので、よく確認してから申し込むようにしましょう。「オンライン英語教室のUB English」の受講料の支払いシステムは、③完全月謝制です。「やっぱり、月謝制が安心でいいよな」と思われましたら、お気軽にお問合せ下さい。