英語講師としてのキャリア


 「自己紹介」の項でも述べた通り、私はこれまで英語教育に約20年間携わってきました。その間、約3万を超えるコマ(授業)をこなし、子供から学生、社会人、高齢者まで、実に幅広い層を対象に英語の指導にあたって参りました。

 私がかつて経営していた店舗型の英語・英会話スクールでは、中学英語からやり直したいという初心者から、英検1級に取り組む上級者まで、様々なレベルの生徒に対応しました。生徒一人一人の目的や習熟度に合わせて、教材や教え方をアレンジしていました。

 また、自身のスクールを経営する傍ら、大学、専門学校、企業、官公庁にも講師として出向き、「基本英会話」や「TOEIC対策」などの授業を受け持ちました。

 大学や専門学校の中には、「英語嫌い」の生徒もいて、クラスのステアリングに苦労することもありましたが、そうした経験もまた、英語講師としての幅を広げてくれたように思います。「どうすれば苦手意識を払拭できるか」を真剣に考える機会になったからです。

 一方で、一流企業のエリート社員を相手に、非常にハイレベルな「TOEIC対策」を受け持つこともあり、プレッシャーを感じつつも、結果を出すことにフォーカスすることで、指導方法を見直すきっかけともなりました。

 「20年間で3万コマ」ということは、1週間で平均30コマを受け持ったことになります。多い時には40コマを超えることもあり、体力的にきついと感じることもありましたが、それでも、休んで穴を開けるということは、ほとんどありませんでした。

 時に、体調が万全ではないこともありましたが、そんな時でも授業に出ることで、生徒から元気をもらうこともしばしばありました。ある日、専門学校の授業に無理を押して出た時、一人の生徒から、「また、先生の授業を受けたい!」と言ってもらったことがありました。その瞬間、しんどさが一瞬にして消え去ったのを覚えています。

 私の英語講師としてのキャリアを振り返ると、実に様々な生徒と出会い、また実に様々なタイプの授業を担当してきました。それにより「色んなタイプの生徒に合わせて授業ができる」というのが、強いて言えば、私の英語講師としての強みではないかと思います。

 今回、新たに立ち上げた「オンライン英語教室のUB English」で、また色んな生徒さんとの出会いを楽しみにしております。こんな私で良ければ、あなたの英語力アップのお手伝いをさせて下さい。お問合せをお待ちしております。