私は、小学4年生(10歳)の時に、近所の英語教室に通い始めました。当時は、小学校では、まだ英語の授業はなかった時代です。また、今ほど、子供向けの英会話スクールもなかった時代で、周囲で英語を習っている子供は少数でした。
その英語教室の先生は、日本人の女性でしたが、発音がとてもきれいで、真面目ながらも楽しい授業をしてくれました。そのおかげで、「英語が好きになった」というのが大きかったように思います。中学に入ってからも、英語は好きで、得意科目の一つでした。
ところが、高校に入ると、勉強への興味を失い、学校の勉強を全くしなくなってしまったのです。成績も散々で、受験にも失敗。父の勧めもあり、アメリカ留学を決めました。ハワイ大学の語学プログラムを経て、シアトルのカレッジに進学しました。
今、振り返ると、このカレッジ在学中が、英語力が最も強化された時期ではなかったかと思います。Liberal Artsというのは、文系・理系を問わず、色んな科目を受講しなくてはならず、幅広い語彙力が求められました。
1日に70ページ近く読んでくるように言われることもざらで、毎朝6時に起床し、大学の図書館が開くまで、自宅で予習。午前8時には図書館へ行き、更に予習をし、授業に臨みました。また、授業後も図書館に直行し、翌日分の予習に明け暮れました。
また、帰国後、国内の大学に通っていた頃も、毎日6冊の辞書(英和、和英、英英、国語、漢和、語源)をかばんに入れて、持ち歩いていました。まだ、スマホはもちろん、電子辞書すらなかった時代です。通学中の電車内では、いつも辞書(特に英和)を読んでいました。
英語講師になった後は、英検やTOEICの研究に励み、英検1級、TOEIC990点(満点)を奪取。特にTOEICは毎回受験し、出題傾向の把握に努めました。また、英国大学院留学を決めた後は、IELTSの研究にも励みました。
この他、ケーブルテレビで、アメリカのドラマやニュースなどを視聴し、色んな職種の生徒に対応できるよう、多分野の生きた英語に触れるようにもしてきました。また、今でも毎日、辞書(さすがに今は電子辞書ですが)を引きます。
講師は生徒に学習を奨励する立場ですが、講師自身が勉強していないと説得力がありません。だから私は今でも毎日英語を学んでいます。そして、生徒の英語力アップのお役に立ちたいと考えています。英語の学習方法でお悩みの方は、お気軽にお問合せ下さい。「オンライン英語教室のUB English」では、レッスンだけでなく、自主学習のサポートも同時に行っております。