以前の「学校英語」や「受験英語」は、「とにかく(英文を)読めればOK!」という側面がありました。書けなくても、聞けなくても、話せなくてもいい。4技能のうちの1つのスキル(リーディング)に偏っていたのです。
ところが、インターネットが普及し、グローバル化が進むと、国境を超えた人の移動や交流が増え、国際間でのコミュニケーションの機会が増えました。それにより、読むだけでなく、聞くことも、話すことも大事になってきました。
また、インターネットの普及により、「読む」ことに加えて、「書く」機会を増やました。例えば、メールでの情報交換。この時、相手のメールを読んだ後、返信をしなくてはなりません。その際、「書く能力」が求められます。
加えて、ホームページやブログ、SNSなどを通じて、個人や企業が自ら情報を発信する機会も増えました。ここでもやはり「書く能力」が必要になります。国内だけでなく、海外のクライアントにも情報を発信するとなると、英語で文章を書くことになります。
こうした時代の変化をとらえ、最近の英語教育は、以前のような「読むだけ」から、4技能をバランスよく問うものへと変わってきています。実際、大学入試においても、4技能を包括したTOEFLやIELTSを代用する大学が増えてきています。
かつて「受験勉強」と言えば、ひたすら単語を覚え、文法を学び、大量の英文を読みこなす訓練をするというのが一般的でした。これらは、ある程度の力がある人は、一人でもどうにかなりますが、ライティングは独学が難しい分野です。
と言うのも、ライティングは、読解問題とは違い、「1問1答式」ではないからです。構成面、内容面、言語面の総合的な評価がなされます。これには、どうしても第三者の客観的な視点が必要になります。筆者自らが第三者的な視点で評価を下すのは困難です。
また、ビジネスにおいても、メールやビジネスレターに加えて、SNSなどでの情報発信の機会が増え、英文を書く機会が増えていますが、自分が書いた英文が正しいかどうかや、内容的にきちんと伝わるものかどうかなど、発信前に誰かに見てもらいたいところです。
「オンライン英語教室のUB English」の「英文ライティング添削」では、場面に応じた「書き方」を指導すると共に、英文添削を通じて、語彙や文法、語法などの指導も併せて行います。また、構成面や内容面のアドバイスも致します。ご希望の方は、お気軽にお問合せ下さい。