基本英文法


 「いくら英語を勉強しても、ちっとも話せるようにならない。これは、文法・訳読中心の日本の英語教育に問題があるからだ!」。そんな世の批判を受け、日本の英語教育は「コミュニカティブ重視」に変わっていきました。

 それにより何が起きたか。最近の若い人は、確かに英語の「聞き取り」を苦にしない人が増えてきましたが、その一方で、英語の「読み書き」が苦手な人が増えてしまいました。

 何故、英語の「読み書き」が苦手なのか。その原因は2つあります。①「語彙の不足」と②「英文法の知識の不足」です。

 まず、①「語彙の不足」については、教科書を見ればわかります。以前と比べて薄い上、挿絵などが多く、文字が減っています。

 次に、②「英文法の知識の不足」。これは、「文法・訳読中心」の教育を「害悪」のように言われたこともあって、今の教育現場では、以前ほど文法を教えなくなったのです。

 そこで最近の英語教育では、4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)を伸ばす教育が重視されるようになっています。現に、教育指導要領に準拠した英検でも「ライティング」を導入し、4技能の能力を測る試験になっています。

 4技能の中でも、とりわけ出力スキルである「ライティング」と「スピーキング」を重視する嫌いがあります。「リーディング」や「リスニング」の入力スキルの場合、語彙力があればどうにかカバーできることもありますが、出力スキルはそうはいきません。

 ただ、知っている単語を並べるだけでは、相手にこちらの意思を正確に伝えることができません。言語には、一様にルールがあります。そのルールに則って「書く」或いは「話す」からこそ、意味が通じるのです。ですから、言語を学ぶには、そのルールを学ばなくてはなりません。

 言語には幾つものルールが存在します。それらを体系的にまとめたのが「文法」です。英文法を学び、あやふやな知識が整理されれば、英語の運用能力が高まります。そうすれば、今よりも自信を持って英文を書いたり、話したり、することができるようになります。

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