英文を作る際の基本的なルールとして「1つの文(節)につき動詞(本動詞または述語動詞)は1つ」というものがあります。
例えば、「私はスポーツが好きです」という文。これを英語にすると、I like sports. となります。この文の動詞はlike「~を好む」です。
では、「私はスポーツを見るのが好きです」だとどうか。「~を見る」はwatch、「~が好き(~を好む)」はlikeです。
但し、I like watch sports. と、動詞の原形を2つ並べることはできません。なぜなら、冒頭にも述べたように、英語には「1文につき動詞は1個」というルールがあるからです。
では、どうすればいいのか。
この文の本動詞(述語動詞)はlikeです。よって、likeは形を変えません。むしろ、その後の動詞watchの形を変える必要があります。
「スポーツを見るのが好き」ということは、言い換えると「スポーツを見ることが好き」ということです。
そう、watchを「見ること」とする必要があります。つまり、「動詞なんだけど名詞」にする、ということです。そこで、watchの語尾に「ing」を付けます。
つまり、watchingにする、ということです。よって、「私はスポーツをするのが好き」を英語にすると、I like watching sports. となります。
このwatching「見ること」を英文法では「動名詞」と呼びます。文字通り「動詞なんだけど名詞」ってやつですね。
如何でしたか?「動名詞」とは何か、ご理解頂けましたか?
「オンライン英語教室のUB English」の「中学英語からのやり直し」では、中学英語で習う文法項目を一通りおさらいすることができます。
「指導経験豊富な日本人英語講師」が「完全マンツーマン」で、中学英語の基本をわかりやすく、ていねいに解説いたします。
中学英語を学び直したい方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。
なお、2021年6月5日(土)、Amazon Kindleにて『解きながら思い出す!中学英語を学び直したい大人の為の練習帳』(オンライン英語教室のUB English出版)を発売します。
既刊『大人が中学英語をやり直すための本』や『40~50代の英語学習法 英語教師が語る7つの提言』と併せてご利用下さい。