英検2級ライティング:要約問題と意見論述の相違点


 2024年度から英検2級に新たに導入されるライティング要約問題。これまでの意見論述とは、どう違うのか。

 まず、要約問題では、受験者自身の考えや意見を書く必要はありません。あくまでも、本文で書かれていることを簡潔にまとめる、という作業が求められます。

 従って、要約文を書いた後に、「In my opinion, (私の意見は)」や「I think that「私は~だと思う」などと書く必要はない、ということです。

 そして、もう1つの大きな違いは、段落構成です。意見論述では、Introduction, Body1, Body2, Conclusionと4つの段落が必要ですが、要約問題は段落を分ける必要はありません。

 要約文の基本構成は、以下の通りです。

①These days, some people V.「昨今、中にはVする人もいる」

②By doing this, they can V.「こうすることで、彼らはVできる」

③However, some people V.「しかし、中にはVする人もいる」

 以上のように、英検2級の要約文は、基本的に3つの文で構成します。よって、意見論述のような段落分けは不要です。

 このように、英検2級のライティングの2題(要約問題と意見論述)は、文章構成が大きく異なります。よって、それぞれの書き方をきちんとマスターする必要があります。

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