中学英語の学び直し④(不定詞とは)


 昨日のブログで、「1つの文(または節)の中に動詞(本動詞または述語動詞)は1個だけ」というルールが英文法にはあると述べました。

 ただ、1つの文の中に動詞を2つ置きたい時、ありますよね。例えば、昨日挙げた「私はテニスをするのが好きです」という文。

 この時、I like play tennis. と、動詞の原形(likeとplay)を2つ並べることはできないので、playをplaying(動名詞)にする。つまり、I like playing tennis.にする、と。

 このように、1つの文の中に動詞を2つ置きたい時は、本動詞でない方の動詞の語尾に「ing」を付けて名詞化する。つまり「動名詞」にするという方法があります。

 この他、本動詞でない動詞の前に「to」を置くという方法もあります。例えば、先の「私はテニスをするのが好きです」であれば、I like to play tennis. とする、ということです。

 この「to play (tennis)」は「(テニスを)すること」という意味で、名詞的な働きをしています。これを英文法では「不定詞(の名詞的用法)」と言います。

 もう一つ、「不定詞」の用法の例を挙げましょう。「私はお寿司を食べたい」を英語にするとどうなるか。これは、I want to eat sushi. となります。

 ここでは「~したい」という意味の動詞wantが本動詞です。「お寿司を食べたい」ということは、言い換えると「お寿司を食べることを欲する」ということです。

 「お寿司を食べること」。これを英語にすると「to eat sushi」となります。これを「~を欲する」という意味の本動詞wantの後に置きます。

 如何でしたか?不定詞とは何か、ご理解頂けましたか?「不定詞」って、聞いたことあるけど、今一つ何だかよくわかっていなかったという方もおられるのではないでしょうか?

 中学英語の学び直しをしていますと、今回取り上げた「不定詞」など、様々な文法項目が出て参ります。

 これらを全て、参考書を読んだり、テキストの説明を読んだりして、独学で身に着けるのは難しいと感じることもあろうかと思います。

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