TOEFL ITP Section 2(間違い探し)対策①(代名詞の使い方)


 TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」には、様々なタイプの問題が出ます。ただ、その中でも、とりわけ問われやすい文法項目が幾つかあります。以下の例題をご覧下さい。

(例題)Since their(A) class is always very informative and inspiring(B), Dr. Hutchinson is among(C) the most popular professors(D) in this college.

 さて、4つの下線部(A, B, C, D)のうち、どこか1つ、文法的に誤っている箇所があります。さぁ、どれでしょう?

 ちなみに、この文の意味は、「Hutchinson先生は、授業がいつも非常に有益かつ刺激的なので、この大学で最も人気のある教授の一人だ」です。

 前半の節で「授業がいつも有益かつ刺激的なので」とありますが、ここでの授業とは、誰の授業か?

 当然、Hutchinson先生の授業ですよね。ということは、classの前の代名詞は、Dr. Hutchinsonを指すものでなくてはなりません。

 Dr. Hutchinsonは、個人ですから「単数」です。よって、(A) theirが間違っている(=正解)ということです。

 theirは「彼らの」という意味の代名詞なので、複数名詞に対応します。よって、theirの代わりに、his「彼の」もしくはher「彼女の」にする必要があります。

 (D)にprofessors「教授たち」という複数名詞がありますが、これに惑わされないようにしましょう。

 今回のように、代名詞に下線が引かれている時、その代名詞がどの名詞を指しているかをチェックするようにしましょう。

 この「名詞と代名詞の一致」の問題、TOEFL ITP Section 2の「間違い探し」では、結構よく出ますので、覚えておきましょう。

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