英検1級二次試験・スピーチ対策④(「アイデア出し」を練習しよう!)


 一昨日のブログで、「英検1級二次試験のスピーチの構成は、英検1級一次試験のライティングのそれと基本同じ」と述べました。

 つまり、Introduction(第1段落)、Main body(第2、3、4段落)、Conclusion(第5段落)の5段落構成にする、ということです。

 Main bodyが3つ。ということは、自身の意見をサポートするアイデアが3つ必要となります。これには、相応のトレーニングが必要です。

 英検1級二次試験のスピーチのお題は、当たり前のことですが、事前に公表されている訳ではありません。

 試験当日、その場で初めて、5つのトピックを目にします。また、考量時間は、わずか1分です。

 1分間で、5つのトピックに目を通し、そのうち1つを選ぶ。これだけで15秒はかかるでしょう。

 そうなると、残りは45秒。その間にMain bodyとなる3つのアイデアを出さねばなりません。つまり、15秒に1個のペースでアイデアを出す必要がある、ということです。

 英検1級二次試験のスピーチでは、どれだけ高い英語力を有していても、アイデアが浮かばなければうまくいきません。

 よって、一にも二にも、大事なのは「アイデア出し」です。英検1級二次試験に臨む方は、この「アイデア出し」のトレーニングを大いに行うべきでしょう。

 ネタについては、英検1級二次試験の過去問や予想問題などを活用する他、ライティングのトピックを利用してもいいでしょう。

 ライティングのトピックについては、必ずしも英検1級にこだわる必要はありません。英検なら準1級や2級でもいいです。

 この他、TOEFLやIELTSといった他の英語資格試験の問題集に載っているライティングを利用するという手もあります。

 要するに、あるお題に対してYes/No、Agree/Disagreeのどちらかを決め、立場を支持する理由(アイデア)を45秒で3つ挙げるトレーニングをすることが大事だということです。

 このトレーニングを徹底し、短時間でアイデアを出せるようになれば、自信を持って英検1級二次試験のスピーチに臨めるはずです。

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