英検1級二次試験・スピーチ対策③(各段落の分量について)


 昨日のブログで、「英検1級二次試験のスピーチの構成は、英検1級一次試験のライティングと基本、同じである」と述べました。

 よって、英検1級二次試験のスピーチは、Introduction(第1段落)、Main body(第2、3、4段落)、Conclusion(第5段落)という構成を基本とします。

 各段落の分量は、あまり偏りがない方がいいでしょう。例えば、第2段落がやたらと長くて、第3段落が一文だけ、といったことは望ましくない、ということです。

 では、各段落、どれぐらいの分量が適当なのか。これについても、ライティングと基本、同じと考えて頂いていいと思います。

 ライティングの際、Main Bodyに含めるべきものは、次の3つです。

①Topic sentence(要旨説明文)

②Supporting sentence(裏付け[具体例など])

③Closing sentence(段落の締めの文)

 英検1級二次試験のスピーチも、基本的にはこれにならい、Bodyの各段落、3センテンスほど含めるのが「適量」かと思います。

 また、Introductionでは、トピックに関する前置きに加えて、自身の見解(Yes or No、Agree or Disagree)を述べ、Bodyへの橋渡しの一文を含めて3センテンスとします。

 加えて、Conclusionにおいても、改めてトピックに言及するとともに、自身の見解のまとめや、ちょっとした提言などを含めて3センテンスとします。

 このように、5段落全て、3センテンスでの構成を基本とする。そうすると、バランスが良くなります。

 ワード数については、各段落、50ワード前後が「適量」かと思います。1センテンスの長さが15~20ワードだとすると、3センテンスで50ワード前後となります。

 こうして、予め、各段落の長さと分量を一定に保つよう決めておくと、迷いなくスピーチに臨めるのではないでしょうか。

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