英検1級二次試験・スピーチ対策②(スピーチの構成について)


 英検1級二次試験のスピーチは、2分間の持ち時間がありますが、この2分間をどう構成すべきかで頭を悩ませる方が少なくないようです。

 実際、私共で「英検1級対策」の二次試験対策を受講する生徒さんからも、よく「スピーチをどう構成すればいいですか?」というご質問を頂きます。

 これについての私の見解は「基本的には英検1級一次試験のライティング(エッセイ)と同じ」というものです。

 本項をお読みの方は、恐らく英検1級一次試験はパスされているのだと思います。ということは、エッセイライティングは、経験済ということですね。

 英検1級のライティング(English Composition)は、TOPICに対して200~240 wordsで、自身の意見を書くことが求められます。また、3つの理由を含める必要があります。

 また、Structure(構成)には、Introduction(導入部)、Main body(主要部)、Conclusion(結論部)を含めよ、とあります。

 英検1級二次試験のスピーチも、まさにこの要領で構成されるといいと思います。Introduction①、Main body②③④、Conclusion⑤の5段落構成です。

 一度、過去問等を使って、英検1級一次試験のライティングをやってみて下さい。そして、書いたエッセイを読んでみて下さい。若干、ゆっくり目で、且つはっきりと。

 そうすると、だいたい2分で収まるはずです。私の場合、260~290 wordsで、だいたい2分になります。

 ただそれは、途中一度も「Well」とか「Ah」といった考える間がない場合の話なので、それを含めると、ライティングと同じ200~240wordsがちょうどいいかもしれません。

 しかし、こう考えると、スピーチによる情報発信力は、すごいものがありますね。ライティングで240words書くとなると、最低30分は、必要ではないでしょうか。

 それをスピーチすると、たったの2分で収まるのですから。通りで皆さん、情報発信の場をブログからYouTubeに移す訳だ(笑)。私もそろそろ移そうかな[余談ですが・・・]。

 話を戻すと、英検1級二次試験におけるスピーチの構成は、基本的には、ライティングのそれと同じと考えて頂いていいと思います。

 如何せん、英検1級二次試験のスピーチでは、考量時間が1分しかありません。ですので、試験本番で構成をどうしようかと迷っている暇はありません。

 むしろ、その1分間の考量時間は、「トピックの選択」と「内容面(アイデアの創出)」に充てたいところです。

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