ＴＯＥＩＣのスコアをアップさせるには、語彙力の強化が不可欠です。この点は、おそらく皆さん異論がないと思いますが、問題はその方法です。
例えば、ＴＯＥＩＣ対策用の単語集を買ってきて、その中身を丸暗記する。これも確かに一つの方法です。
ＴＯＥＩＣ対策用の単語集を選ぶ際のポイント。それは、「例文が載っているものを選ぶこと」です。
なぜなら、ＴＯＥＩＣで問われる語彙問題は、単語の意味を問うだけでなく、その用法の知識を問うものが多いからです。
つまり、単語の意味を丸暗記するだけでは不十分だということです。意味に加えて、用法も併せて覚える。その際、例文があると役立ちます。
例文を見ると、型を覚えることができます。例えば、contribution。これは「貢献」という意味の名詞で、ＴＯＥＩＣにもよく出る英単語の一つです。
もし、単語集に見出し語と訳語しか載っていなければ、「contribution＝貢献」と、機械的に丸暗記するしかありません。
しかし、例文があれば、make a contribution to N「Ｎに貢献する」といった型を覚えることができます。
ＴＯＥＩＣ対策用の単語集を活用する順序として、まずは意味を知っている単語の数を増やす目的で、見出し語と訳語にフォーカスし、それらを丸暗記します。
次に、各語の例文に着目し、用例をチェックします。そして、先に挙げたmake a contribution to Nのような型の習得に努めます。
こうして、ＴＯＥＩＣ対策用の単語集をフル活用すれば、語彙力が強化され、ＴＯＥＩＣのスコアアップにもつながることでしょう。
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