TOEICの問題集を解きまくるのはスコアアップに有効か?


 TOEICのスコアを伸ばしたい。その一心で、TOEICの問題集を解きまくっているという方も少なくないようです。

 さて、この「問題集の解きまくり」。果たして、TOEIC対策として、本当に有効なのでしょうか?

 これについての私個人の見解としましては、半分Yes、半分Noです。何とも中途半端な物言いですが、要するに、時と場合によるということです。

 TOEICは、時間との戦いです。それだけに、時間配分が極めて重要です(*特にリーディングパート)。

 例えば、パート5であれば、1問平均20秒ペースで解いていかねばなりません。そして、全30問を10分で終える必要があります。

 これを達成するには、全ての問題を詳しく読んで解いている暇はありません。問題によっては、部分的に見て、解答することも必要です。

 このことを頭では理解していても、実際にやるとなると、なかなか難しい。ですので、時間感覚を体で覚える必要があります。その意味で、「問題集の解きまくり」は有効です。

 とはいえ、問題を解くというのは、そもそもアウトプットです。つまり、これまでに蓄えてきた知識を総動員する行為です。

 ということは、知識の上積みがない状態で、いくら問題を多く解いても、同じ結果しか出ないことになります。

 TOEICのスコアを伸ばすには、正答できる問題の数を増やさねばなりません。それには、知識の上積みが欠かせません。

 つまり、「問題集の解きまくり」というアウトプットに終始するのではなく、単語を覚えたり、表現のストックを増やしたりといった、インプットが必要だということです。

 その意味では、「問題集の解きまくり」は、必ずしも有効ではありません。むしろ、解き終えた後のフォローが重要です。

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