英検準1級の大問1によく出る英単語③(subtract)


 今週、当ブログでは、「英検準1級の大問1によく出る英単語」を取り上げ、その単語の覚え方をご案内しております。今日取り上げる英単語は、subtractです。

 subtractとは「~を引く」、「(~から)減じる」、「~を控除する」という意味の動詞です。足し算引き算の「引く」のことです。

 subtractの語源は、接頭辞sub-「(from) below(下から)」+語幹tract「draw(=引く)」です。

 イメージとしては、土の中に埋まっている宝を下から引き上げる、といったところでしょうか。そうすると、土の中に隠してあった宝は、当然、減っちゃいますよね。

 例えば、元々5つあった宝のうち3つを引き上げたとします。そうすると、5―3=2個に減りますね。

 だから、subtractは「引く」または「減じる」という意味がある、という訳です。ちなみに「5―3」を英語では、subtract 3 from 5と言います。

 英検準1級の大問1だと、例えば、以下のような問題文が出る可能性があります。

Social security fees including a pension will be (     ) from the total amount of income.

 この空所には、subtracted(subtractの過去分詞形)が入ります。意味は「所得総額から年金を含めた社会保険料が差し引かれる(控除される)」です。

 このように、subtractは基本的にsubtract A from B「BからAを引く」という形で用います。今回、subtractの目的語であるAが主語として前に出たので受動態になっています。

 如何でしたか?このように、単語の語源を知ることで、その単語が持つ元々の意味をつかむことができます。それが、記憶の助けにもなります。

 加えて、用例を確認することで、その正しい使い方を学ぶことができる。そうすると、問題(英検準1級大問1)に出た時に、対処しやすくなります。

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