英検準１級の単語は数が多く、難しいですよね。単語集を丸暗記しようと思っても、なかなか覚えられない。そう、嘆く方が少なくありません。
そこで、記憶を定着させるには、何等かの工夫が必要になります。例えば、語の成り立ちを見るとか。
例えば、mediocreという単語。これ、英検準１級の大問１によく出る英単語の一つです。意味は、「平凡な、並みの、良くも悪くもない」といった意味の形容詞です。
この単語の成り立ちを見ますと、medi（＝medium「中間」）＋ocre（＝peak「頂上」）です。つまり、halfway up a mountain「登頂までの道半ば」ということです。
「道半ば」ということは「極めていない」ということであり、つまりは「平凡な」という意味になります。
「medi-」を接頭辞に持つ単語はたくさんあります。例えば、medieval「中世の」とか、Mediterranean「地中海の」などがあります。
いずれも、「中」という言葉が入っていますね。つまり、「medi-」（＝medium）の意味合いが含まれている、ということです。
このように、語の成り立ちを理解し、その単語が持つ元々の意味合いをつかむことができれば、記憶の助けとなり、単語の知識が定着しやすくなります。
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