IELTSのSpeaking Testは、3つのパートから成ります。その中でも特に、多くの受験者が苦戦するのが、Part2 です。
よって、Part 2は、しっかりと対策を練って、試験に臨む必要があります。そうでないと、本番で十分なパフォーマンスを発揮できずに終わる可能性が高いと言えます。
では、具体的にどんな対策を練るべきなのか。
まずは、Part 2の構成を知る必要があります。IELTS Speaking Test Part 2は、あるお題に対して、受験者が英語で「1~2分間のスピーチ」を行います。
これ、実際にやってみるとわかりますが、結構きついです。日本語でもしんどいのに、英語でとなると尚更です。
話すネタが頭の中に入っていないと、1~2分も話し続けるのは、至難の業です。よって、事前の準備が重要になります。
幸い、IELTS Speaking Test Part 2では、スピーチを開始する前に「1分間の準備時間」が与えられています。
ですので、この「1分間の準備時間」を、ぜひとも有効活用したいところです。スピーチのデキは、この時間の使い方にかかっていると言っても過言ではありません。
では、この「1分間の準備時間」で、具体的に何をすればいいのか。以下に、IELTS Speaking Test Part 2の例題を挙げます。
(例題)
①Describe someone who influenced you the most in your life.
You should talk about
②-Who the person is
③-How you met the person
④-What the person said or did to you
⑤and explain why the person is important for you.
このように、IELTS Speaking Test Part 2では、合計5つの質問事項があります。「1分間の準備時間」で、その5つの質問事項への答えを全て出したいところです。
この例題の5つの質問事項の内容は以下の通りです。
①あなたの人生で最も影響を与えた人は誰か?(具体的に「人」を挙げる)
②その人はどんな人物なのか?(その人の「職業」等を答える)
③その人とはどのようにして出会ったのか?
④その人はあなたに何を言ったのか?または何をしたのか?
⑤なぜ、その人はあなたにとって重要なのか?
この5つの質問事項に対する答えを「1分間の準備時間」の中で、できるだけ出しておくようにしましょう。
ただ、なにぶん1分しか時間がありませんので、内容の詳細までは、出せないかもしれません。ざっくりとしたものでもいいので、できるだけ答えを出しておくようにしましょう。
そして、「1~2分間のスピーチ」では、準備した「カード」を一枚ずつ切っていく。そんなイメージです。
とにかく大事なことは、「1分間の準備時間」で、問われた内容に対する答えを準備すること。これに尽きます。
IELTSを受験する方は、このトレーニングをしっかりと行うことをお薦めいたします。
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