英検準2級二次対策②(イラスト問題で生かせる「put」の使い方)


 英検準2級二次試験のイラスト問題(No.2)は、5人の登場人物の行動を「現在進行形」を使って描写する、というものです。

 つまり、「男性/女性が〇〇している」の「〇〇」に相当する動詞句の知識を増やすことが、英検準2級二次試験のイラスト問題を円滑に進める要諦と言えます。

 ただ、「動詞句」とは言いましても、「人の行動を描写するもの」に限られます。つまり、進行形にできないようなlike「~を好む」やknow「~を知っている」などは対象外です。

 では、どういったものか。例えば、drive a car「車を運転する」やride a bicycle「自転車に乗る」など、動作を伴うものです。

 「な~んだ、そんなのだったら簡単じゃん!勉強しなくてもわかるよ」と思われた方もおられるかもしれません。

 しかし、実際の試験では、そう単純なものばかりではありません。中には、「動詞+目的語+前置詞+目的語」という型をとるものもあります。

 例えば、ある男性が買い物袋を車に載せているシーンが描かれているとします。さぁ、これを英語でどう表現するか。

 これを英語にするには、AをBに載せる」という動詞句に知識が必要です。ここでは、putという動詞を使います。

 「Bに」の「に」に相当する前置詞はin(またはintoやonも可)です。セダン型の車の後部座席に載せているようならinまたはinto、トラックの荷台に載せているならonです。

 ここでは、inを使うことにします。つまり、「AをBに載せる」は「put A in B」という動詞句で言い表すことができる、ということです。

 では、「男性が買い物袋を車に載せている」を英語では、どう表現するか。これは、以下の通りです。

A man is putting a shopping bag in a car.

 「~を載せる」という意味で、loadという動詞があります。load A into/onto B「AをBに搭載する」という使い方をします。

 ただ、loadは、英検準2級対象語彙ではないので、これを使う必要はありません。むしろ、先に挙げたように、putで代用します。

 英検準2級二次試験のイラスト問題では、5人のうち1人が、putで表現する動作をしていることが多いので、putは非常に有用です。

 それも、単なる「put N」(Nを置く)ではなく、先に挙げたようなput A in B「AをBに載せる」といった「動詞+目的語+前置詞+目的語」という型で用います。

 ですので、こうした型をぜひ、覚えておきたいところです。「オンライン英語教室のUB English」の「英検準2級対策」では、イラスト問題で有用な表現を数多く練習します。

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