2021年1月31日(日)のブログで、英検準2級二次試験のイラスト問題(No.2)では、街の様子が描かれることが多いと述べました。
よって、街を歩きながら、人の行動を見て、それを英語にする練習をするといいと、提案をさせて頂きました。
街を歩いていて、よく目にする光景。私の場合、家の近所をよくウォーキングするのですが、必ず一人や二人、犬を散歩させている人を見かけます。
この「犬を散歩させている」シーン。実は、英検準2級二次試験のイラスト問題(No.2)に、非常によく出ます。
さて、「犬を散歩させる」を英語で何と言うか。これ、レッスンをしていると、意外と思いつかない生徒さんが多いのです。
そこで私は『「歩く」って、英語で何と言いますか?』と尋ねます。そうすると、皆さん迷わず「walk」と答えます。「歩く=walk」。じゃあ、「(犬を)散歩させる」は?
これも「walk」です。walkは、自動詞で「~が歩く」という意味がある他、他動詞で「~を歩かせる、散歩させる」という意味もあります。
そして「~を」に相当する目的語が「犬」(=the dog)なので、前置詞を付けず、walkの直後に置きます。「犬を散歩させる」=「walk the dog」。
では、「女性が犬を散歩させている」だと、どうでしょう。答えは、以下の通りです。
A woman is walking the dog.
「あっ、それでいいんですね」と、意外に思う生徒さんが多いようです。思ったより単純で、拍子抜けしてしまうんですね。
確かに単純な表現ですよね。でも、知ってそうで知らない。言えそうで言えない。こういうのをついてくるのが、英検準2級二次試験のイラスト問題(No.2)の特徴でもあります。
英検準2級二次試験のイラスト問題(No.2)では、決して、見たことも、聞いたこともないような難しい表現が問われることはありません。
そうではなく、むしろ、「walk the dog」のように、「あっ、それでいいんだ!」と思うような「シンプルな動詞句」を使いこなせるかどうかが問われます。
ですので、街で目にした光景(特に人の動作)を、すっと英語にできるかどうかをぜひチェックしてみて下さい。
そして、言えそうで言えない場合は、きちんと辞書(和英辞典)をひいて調べる。そうして、「シンプルな動詞句」の知識をストックすることが重要です。
「オンライン英語教室のUB English」の「英検準2級対策」では、こうした「言えそうで言えないシンプルな動詞句」の知識を増やすためのトレーニングを行っています。
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