TOEICによく出る語法


 TOEICは、単に語の意味を問うだけでなく、語法(語の使い方)の知識を問う問題がよく出ます。以下に例題を挙げます。

(     ) her limited experience Amanda Jones has been doing quite well so far as a new manager.

(A) Consider (B) Given (C) Provided (D) Should

 この文の意味は、「彼女の限られた経験を考慮すると、Amanda Jonesは、新しいマネージャーとして、これまでのところかなりよくやっている」です。

 つまり、文頭には「~を考慮すると」という意味の前置詞的に働く語句が入る、ということです。

 よって、正解は(B) Givenです。givenはgiveの過去分詞形ですが、このように「~であることを考慮すると」といった意味で用いることがあります。

 なお、(A) Considerは分詞(Considering)なら正解です。ConsideringはGivenと同じで、「~を考慮すると」という意味になります。

 (C) Providedは「~という条件ならば」、(D) Shouldは「万一~ならば」という意味で、文意に合いません。

 このように、consider「~を考える」、give「~を与える」、provide「~を提供する」、should「~すべき」と覚えているだけだと正解できないような語法問題が、TOEICにはしばしば登場します。よって、TOEICでスコアを伸ばすには、語法に強くなる必要があります。

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