butとhoweverの違い


 生徒さんが書いた英作文を添削していますと、butとhoweverの混用が散見されます。butとhoweverは共に「しかし」という逆説の意味を持ちますが、使い方が異なります。

 butは等位接続詞であるのに対し、howeverは接続副詞です。従って、butは文頭に置くことができません。逆にhoweverは、文頭に置くことができます。以下に例を挙げます。

①I studied very hard for the test, but I failed it.

「一生懸命テスト勉強をしたが落ちた。」

②I studied very hard for the test. However, I failed it.

「一生懸命テスト勉強をした。しかし落ちた。」

 このように、butは文の途中に置き、前後に節が置かれます。一方、howeverは、前の文を受けて、後の文の文頭に置きます。

 butの型が「S1 V1, but S2 V2.」(S1はV1するが、S2がV2する)なのに対し、howeverの型は「S1 V1. However, S2 V2.」(S1はV1する。しかしながらS2がV2する)です。

 こうした型をきちんと抑え、英作文の際の混用を避けるようにしましょう。ライティングで高い評価を得るには、とても大事なことです。

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