生徒さんが書いた英作文を添削していますと、andの多用がよく見られます。一文の中に、andが複数回登場するケースも散見されます。
もちろん、内容によっては、同じ単語の繰り返しが避けられないこともありますが、別の表現での言い換えが可能な場合は、なるべくそうしたいところです。
andの代わりに使えるものとしては、例えば「(~も)また」といった意味を持つ接続副詞のalsoがあります。以下に例を挙げます。
<①andで文をつなげた場合>
I think that young people should spend more time on reading to increase their vocabulary and study English so that they can communicate with people from other countries.
<②alsoを使って文を分けた場合>
I think that young people should spend more time on reading to increase their vocabulary. Also, they should study English so that they can communicate with people from other countries.
文の意味は「若者は語彙を増やすために読書にもっと時間を費やすべきだと思います。また、彼らは他国の人々とコミュニケーションが取れるように英語を勉強すべきです」です。
①の文はandを使って二つの動詞句を並列させています。このため、一文が随分長くなってしまっています。
一方、②はandの代わりにalsoを使っています。alsoは接続副詞なので、等位接続詞のandとは違って、いったん文を区切る必要があります。
上の二つを比べると、②の方が読みやすく、すっきりした印象がありますよね。
このように、alsoなどの接続副詞を上手に使えば、andの重複を避けたり、長い文を区切って文をすっきりさせたりすることができます。
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