TOEIC Part5を早く解くために文法力を磨こう


 TOEIC Part5では、語彙だけでなく、文法の知識を問う問題も幾つか出題されます。以下に例題を挙げます。

(TOEIC Part5文法問題:例題)

The board of directors will meet tomorrow and discuss ——- a contract with HCV Corporation for another year.

(A) renew     (B) renewed     (C) renewing     (D) to renew

 選択肢を見ますと、「~を更新する」という意味の動詞renewの形を問う問題だとわかります。

 この問題のポイントは、空所直前の動詞discuss「~を話し合う」にあります。つまり、discussの後に動詞を置く時、形がどうなるかということです。

 まず、動詞の後に動詞の原形を置くことはできないので、(A)は不可。また、一部を除き動詞の後に動詞の過去形・過去分詞形を置くこともできないので、(B)も不可です。

 そうなると、残りは(C)(D)の二つ。つまりこれ、「動名詞VS不定詞」の問題だということです。

 動名詞(Ving)を置くか、不定詞(to V)を置くかは、前の動詞で決まります。discussは動名詞を目的語にとる動詞なので、正解は(C) renewingです。

 文の意味は、「取締役会は明日招集され、HCV社ともう1年、契約を更新することを話し合う予定だ」です。

 「discuss + Ving」(Vすることを話し合う)という形を知っていればすぐに解けます。逆に知らなければ、少し迷ってしまうかもしれません。

 そこで迷って時間をロスしてしまうと、TOEIC Part7の読解問題にそのしわ寄せが来ます。つまり、リーディングパートを最後まで解き切るのが難しくなる、ということです。

 だからこそ、TOEIC Part5は、早く正確に問題を解き進めたいところです。そのためには、文法力を磨くことも必要です。

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