TOEICで満点を取るために必要な対策とは?


 TOEICで満点を取るには、まずリスニングで毎回必ず満点を取れるようになること。加えてリーディングも、できれば全問正解、或いは1~2問の間違いにとどめることです。

 Part7は、本文中のどこかに必ず答えの在り処があるので、それを見つけることさえできれば、全問正解できます。

 また、Part6も文脈に沿って解けば、ほぼ問題なく正答できます。よって、ここも全問正解。となると、残るはPart5。落とす確率が最も高いのがこのパートです。

 なぜなら「知らない問題が出たらアウト」だからです。例えば、語彙問題。選択肢に自分の知らない単語が含まれていると、正答できる確率が大きく下がります。

 また、意味を知っている単語であっても、用法を知らない可能性もあります。あるいは、第二義、第三義が問われて、それを知らないこともあるかもしれません。

 その意味で、TOEIC Part5は、満点を目指す人にとって最も怖いパートとも言えます。では、この「怖いパート」にどう備えればいいのか。

 先にも述べたように、上級者であっても落とす可能性が高いのは語彙問題です。逆に、文法問題や品詞問題は、確実に拾わねばなりません。

 ですので、語彙力強化を中心に対策を進めます。とはいえ、英字新聞の難しい記事でしかお目見えしないような難語の知識を増やせというのではありません。

 あくまでも、対象は「日常語」です。その習熟度を極限まで高めること。第一義はもちろんのこと、第二義、第三義も抑える。

 また、語法もしっかりとチェックしましょう。例えば、動詞や名詞なら、その後に続く前置詞をチェックするだとか。

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