TOEICのリーディングパートが最後まで解き切れない。その原因は、Part5に時間がかかり過ぎるから。では、なぜPart5に時間がかかり過ぎるのか。
これは、全ての問題を意味から解こうとしているからです。どういうことか。例題を使ってご説明いたします。
(例題)The manufacturer hopes that the product will be ——- available in the future.
(A) wide (B) widely (C) widen (D) width
TOEIC Part5の問題を解く時、まず選択肢を見ます。そうすると、この例題は、品詞を問う問題だとわかります。
選択肢はそれぞれ、(A) wide「幅広い」(形容詞)、(B) widely「幅広く」(副詞)、(C) widen「幅を広げる」(動詞)、(D) width「幅」(名詞)です。
次に、空所の位置およびその前後の語句を確認します。そうすると、前に動詞(be)、後ろに形容詞(available)があるのがわかります。
となると、空所には、後ろの形容詞を修飾する副詞が必要になります。ということで、正解は、(B) widelyです。
つまり、この問題を解く上で、文意は不要だということです。なので、文頭から順番に見て、文を訳しながら解く必要はありません(*文意はこのブログの最後に記載)。
選択肢を見て、空所の前後を確認し、副詞が必要だと判断して、すぐに答えを選ぶ。これ恐らく5秒で、いや、3秒でできます。
このように、文意が不要な問題は訳さず、即答する。こうして、TOEIC Part5にかける時間をセーブします。
そして、その分をPart7の読解問題に回します。そうすると、「塗り絵」(=マークシートを適当に塗りつぶす行為)の数は自ずと減っていきます。
このように、即答できるものは即答する。これが、TOEIC Part5をすばやく切り抜けるための要諦です。しかし、これには、相応の訓練が必要です。
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*例題の意味は、「メーカーはその商品が将来、幅広く利用可能になることを願っている」です。