TOEICによく出る「While」の使い方


 私共が運営する「オンライン英語教室のUB English」では、「TOEIC対策」を開講しているのですが、レッスン中、説明する機会の多い英単語の一つが、接続詞の「While」です。本項では、この「While」の使い方を解説したいと思います。

 TOEICによく出る「While」は、大きく分けて2つの使い方があります。①「~の間」と②「~の一方で」の2つです。①は「When」に、②は「Although」に、それぞれ近い意味を持ちます。

 ①「~の間」の具体例を挙げますと、TOEIC Part2で「Did anyone call me while I was out?」(私が外出している間、誰かから電話がありましたか?)といった質問文があります。

 この他、TOEIC Part5又は6で、Richard Fernandes is going to take care of this matter (     ) Alex Gonzalez is on paternity leave.「Alex Gonzalezが育児休暇を取っている間、Richard Fernandesが、この問題に当たる予定です」といった問題が出ることがあります。

 そして、選択肢に、「while」と「during」が含まれていて、この2つを区別させる問題が、TOEICではよく出題されます。この空所に入るのは、「while」です。何故なら、後に節(=SV)が続いているので、空所には接続詞が必要だからです。「during」も「~の間」という意味を持ち、「while」と同義語ですが、前置詞なので、ここでは不可です。

 尚、①「~の間」の「While」は、進行形を従えることも多く、その場合、主語とbe動詞を省略するケースもあります。例えば、A man is talking on the phone while walking.「ある男性が、歩きながら電話で話しをしている」。whileの後のhe isを省略しています。

 次に、②「~の一方で」の具体例を挙げますと、While ATP Corporation made a large profit last year, they have been really struggling this year.「ATP Corporationは昨年、大きな利益を上げたが、今年は非常に苦しんでいる」といった文。

 例えば、TOEIC Part5又は6の問題だと、文頭のWhileのところが空所になって、選択肢に、(A)But, (B)Despite, (C)However, (D)Whileといった語句が並ぶことがあります。このうち、文頭に置き、2つの節を続けることができるのは、(D)Whileです。

 如何でしたか? 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、「while」など、TOEICでよく出る語の意味や用法を、指導経験豊富な日本人英語講師が、わかりやすく、ていねいに解説致します。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。