2024年度から英検2級に新たに導入されるライティング要約問題。この問題で重要となるのは、語句の言い換えです。
本文の語句をそのまま書き写しただけでは、要約にはなりません。かと言って、文言を変えすぎると、本文の内容とずれが生じる恐れがあります。
そこで、ちょっとした語句の言い換えを用います。例えば、本文にSome people say that it is inconvenient to live in the countryside. とあるとします。
この文の意味は「田舎暮らしは不便だと言う人もいる」ですが、これをSome people find it inconvenient to live in a rural area. と言い換えることができます。
これは、say that it is C to V「VするのがCだと言う」をfind it C to V「VするのがCだと思う」という別の構文で言い換えたものです。
また、語彙レベルでは、the countrysideをa rural area(*いずれも「田舎」の意)に言い換えています。
このように、わずかに語句を言い換えるだけでも、要約文の見栄えがグンと良くなります。少なくとも「コピペ」よりは断然良いです。
ただ、いざ試験本番で、こうした語句の言い換えができるようになるには、事前に相応のトレーニングが必要です。
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