グローバル化で必要な英語のスキルとは?


 「グローバルの時代だから、せめて英語ぐらいは話せないと」といった話をよく耳にします。しかし、グローバル化が進むにつれ、「英会話」よりもむしろ「読み書き」の方が重要になるだろうと思います。

 事実、今、多くの人がスマホを使っていますが、その用途はと言うと、「通話」よりむしろ情報の「読み書き」の方が多いのではないでしょうか。現代人は毎日、大量の情報を読み、また発信をしています。

 インターネットを含めた通信技術の発達により、情報化が一気に加速しました。それにより、ますます「読み書き」の機会が増えました。特に、SNSなどで自ら情報を発信する機会が増え、高度な「ライティングスキル」が求められる時代になりました。

 これは、ビジネスでも同様です。例えば、海外で新規に顧客を開拓する時など、まずはインターネットで検索をし、相手のホームページを見るはずです。そして、会社の情報を得ます。いきなり電話をして、英語で交渉を始めるといったことはしないはずです。

 会社のホームページを見て、情報を得る。この時に必要なのは「リーディングスキル」です。その後、この会社と商談をしたいという時、まずは相手の住所にビジネスレターを送るか、メールを送ります。この時、必要となるのは「ライティングスキル」です。

 もちろん、無事アポが取れて、直接会って商談するとなると、「スピーキングスキル」と「リスニングスキル」が必要になりますが、どうしても複雑な話を英語で行うのは難しいとなれば、通訳を雇うこともできます。

 しかし、その事前の段階、つまり会社のホームページを読んだり、相手にメールを送ったりといったことは、自分でできた方がいい。ここでも通訳者や翻訳家を雇うとなると、相当にコストがかさんでしまいます。

 このように言うと、「いや、英文メールは自動翻訳機を使えば十分ですよ」と言う人がいます。確かに、最近の自動翻訳機の精度は上がっています。ただ、送信前にその内容の校正が必要です。それには、相応の英語力が要ります。

 グローバル化を意識するのであれば、「おしゃべり英会話」より、英語の「読み書き」がしっかりとできるようになった方がいい。「オンライン英語教室のUB English」では、英語の読み書き能力を磨くための「英語力強化コース」を開講しております。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。