IELTSでバンドを上げるには「正しい努力」を


 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が以前、テレビ番組のインタビューで「努力はもちろん大事だけれども、「正しい努力」をしなければ、結果が出ない。だから、方向性を間違ってはいけない」といった主旨のことを答えていました。

 これは、野球に限らず、物事全てに相通じる話ではないかと思います。「IELTS対策」においても、ただやみくもに英語を聞き流したり、単語集を無理やり暗記したりするのではなく、きちんと目標を設定し、目的意識を持って取り組むことが重要です。

 例えば「イギリスのビジネススクールに通ってMBAを獲りたい」と考えたとします。こんな時、どうするか。当然、英語力を高める必要があります。しかし、「英語力を高める」と言っても漠然としていて、何をどう取り組むべきかがはっきりしません。

 日本人を始め、英語の非母語話者がイギリスの大学(院)に入学するには、IELTSのバンドスコア(だいたい6.0~7.0)が求められます。だから、まずはこれを獲ること。それにフォーカスした取り組みが必要になります。

 要求されるバンドスコアに対して、現状の英語力はどうなのか。その距離を測る必要があります。それにはまず、IELTSを実際に受験するのが一番です。それが無理なら、模試を解いてみる(*スピーキングとライティングは、自己採点が難しいですが)。

 そこで、目標達成には何が不足しているのかを正確に把握する必要があります。それにより、「今、何をすべきか」が見えてきます。それが明確になれば、必要な教材や、その取り組み方もはっきりします。つまり、「正しい努力」が可能になるということです。

 しかし、これは「言うは易く行うは難し」です。実際、英語学習から遠ざかっていた人が、客観的な視点で「目標達成に向けて、今、何をどうすべきか」を正確に判断し、正しい方向に進むことは、決して容易なことではありません。

 しかし、ここで判断を誤ると、「間違った努力」を施すことになります。そうすると、努力が結果に反映されず、そのうち「自分には無理かも」といった諦めの気持ちが芽生えます。結果、目標達成を断念せざるを得ない。

 IELTSが理由で夢を諦める。こんなもったいない話はありません。こうならないためにも、まずは現状を正しく把握すること。そして「正しい努力」をすることが肝要です。それが自分一人では難しいと思われるなら、一度私共「オンライン英語教室のUB English」にお問合せ下さい。「IELTS対策」に関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」にて承っております。