仮定法過去完了とは、「過去の事実に反する内容」を述べる際に用いる英語の文法項目です。以下に例文を挙げます。
(例文)If I had studied harder, I could have passed the exam.
「もっと一生懸命勉強していたら、試験に合格できただろうに」。
「(もし)もっと一生懸命勉強していたら」ということは、実際には「一生懸命勉強しなかった」訳ですよね。つまり、「過去の事実に反する内容」という訳です。
今回のように後悔の念を示す際などに、仮定法過去完了はよく使われます。なお、仮定法過去完了の型は以下の通りです。
(型)If S1 had V1(過去分詞形), S2 助動詞(過去形) have V2(過去分詞形).
「もしS1がV1していたら、S2がV2しただろうに」
If節の中の時制が過去完了(had+動詞の過去分詞形)になっているのが、仮定法過去完了の一つの大きな特徴です。
そして、主節の方がcould have passedというように、助動詞の過去形の後にhave+動詞の過去分詞形が続きます。
こうした型を身に着ければ、先のような後悔の念を示したい時などに、仮定法過去完了が使えます。
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