仮定法過去完了とは


 仮定法過去完了とは、「過去の事実に反する内容」を述べる際に用いる英語の文法項目です。以下に例文を挙げます。

(例文)If I had studied harder, I could have passed the exam.

「もっと一生懸命勉強していたら、試験に合格できただろうに」。

 「(もし)もっと一生懸命勉強していたら」ということは、実際には「一生懸命勉強しなかった」訳ですよね。つまり、「過去の事実に反する内容」という訳です。

 今回のように後悔の念を示す際などに、仮定法過去完了はよく使われます。なお、仮定法過去完了の型は以下の通りです。

(型)If S1 had V1(過去分詞形), S2 助動詞(過去形) have V2(過去分詞形).

「もしS1がV1していたら、S2がV2しただろうに」

 If節の中の時制が過去完了(had+動詞の過去分詞形)になっているのが、仮定法過去完了の一つの大きな特徴です。

 そして、主節の方がcould have passedというように、助動詞の過去形の後にhave+動詞の過去分詞形が続きます。

 こうした型を身に着ければ、先のような後悔の念を示したい時などに、仮定法過去完了が使えます。

 「オンライン英語教室のUB English」の「基本英文法」では、仮定法過去完了など、重要な文法項目の型をマスターするためのトレーニングを「完全マンツーマン」で行います。

 指導経験豊富な日本人英語講師が「完全オンラインレッスン」で、英文法の基本をわかりやすく、ていねいに指導します。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2022年9月24日(土)、Amazon Kindleで『英文法項目別トレーニング<仮定法>』を発売します。どうぞご利用下さい!