「英文ライティング添削」の授業で、生徒さんが書いた英文を添削していますと、inとwithinの混用がしばしば見られます。
そこで今日は、inとwithinの違いについて、ご説明したいと思います。まずは、以下の2つの例文をご覧下さい。
①I’ll be back in an hour.
②I’ll be back within an hour.
さて、この2つの文、それぞれの意味は、おわかりですか?この2つ、意味は同じではありません。では、どう違うのか。
まず、①は「1時間後に戻ります」という意味です。一方、②は「1時間以内に戻ります」という意味です。
つまり、inは「~後」であるのに対して、withは「~以内」だということです。
例えば、今が午前9時だとします。その時、相手がI’ll be back in an hour.と言うと、その相手の方は、午前10時にお戻りになるということです。
一方、I’ll be back within an hour.と言うと、その方は午前10時までには戻る、ということです。ですので、恐らく9時40分か、50分ぐらいには戻ってくるのでしょう。
英語学習において、前置詞は軽視されがちですが、使い方を誤ると、こちらの意思が相手に正確に伝わらない可能性があります。inとwithinは、その一例だと言えます。
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