英文を読んでいると、ところどころ意味が取れない箇所がある。そこで、未知語の単語を辞書で調べても、今一つすっきりしない。こんな経験、ありませんか?
これには、様々な原因が考えられますが、一つには、構文の知識の不足が挙げられます。
例えば先日のレッスンで、こんなことがありました。I found it hard to get it done myself. という文があったのですが、これを生徒さんが「ここがよくわからないんですよねぇ」と言いながら「それを自分自身で得るために、それを一生懸命見つけた」と訳されたのです。
でも、訳した後、「意味がよくわからない」とおっしゃる。確かに、日本語の意味が通っていませんよね。なぜなら、単語を日本語にしただけの訳になってしまっているからです。
この文には、二つの構文が絡んでいます。一つは「find it C to V」(VするのがCだとわかる)、もう一つは「get O done」(Oを済ませる)です。
つまり、この文の訳は「自分一人でそれを終わらせるのは大変だということがわかった」です。
こうした構文の知識を持ち合わせていなかったために、foundを「見つけた」、getを「得る」と訳した。だから、何だかすっきりしない訳文になってしまったのです。
英文読解において、語彙力の強化は不可欠です。意味を知っている単語の数が多ければ多い程、有利に働きます。
ただ、それだけでは不十分です。上記の例のように、構文の知識がないと、英文を細部まで正確に読み取るのは難しいでしょう。大雑把な理解に終わる可能性が高いと言えます。
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