「今度は僕が君のところへ行くよ」を英語で何と言う?


 今日、友達がうちに遊びに来てくれた。そして、その友達が帰ろうという時、「今日はうちに来てくれてありがとう。今度は僕が君のところへ行くよ」と言う。

 さて、これを英語で何と言うか。

 まず、「今日はうちに来てくれてありがとう」は、Thank you for coming over my place today. と言います。

 次に、「今度は僕が君のところへ行くよ」は、どうか。これは、I’ll come to you next time.と言います。

 これを見て、『え?「行く」なのにgoじゃなくてcomeを使うの?』と思われた方もおられるかと思います。

 そう、ここが英語のトリッキーなところです。

 もちろんgoでも、文法的には「可」ですが、通常の英会話においては、このケースではcomeを使います。これは、comeが持つ本来の語義に、その理由があります。

 comeには「(話し手の方に)来る」、「(聞き手の方に)行く」といった意味合いが含まれています。

 ですので、前半のThank you for coming over my place today. においては、話し手である私の方に聞き手が来るのでcome。

 また、後半のI’ll come to you next time. においては、話し手が聞き手の方に行くので、やはりcome、となる訳です。

 「行く=go」、「来る=come」が基本ではあるものの、今回のケースなど、日本語訳では「行く」であってもcomeを用いることがある、ということです。

 「オンライン英語教室のUB English」の「基本英会話」では、こうした身近な話題における英語の正しい使い方をマスターするためのトレーニングをマンツーマンで行います。

 ネイティブ講師との英会話のレッスンを受けていると、先のgoとcomeなど、細かいニュアンスの違いがわからず、あやふやなままになってしまうことがあろうかと思います。

 その点、当校のレッスンでは、指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年)が日本語解説付きで指導しますので、内容をしっかり理解でき、すっきりした気分になれます。

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