「日本人はなぜ、英語が下手なのか」。これは、よく議論になる話題です。このブログをお読みの方であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
その理由については、様々な意見が聞かれます。中でもよく耳にするのが、以下のような理由です。
１．日本人はshyな性格だから
２．外国人に慣れていないから
３．学校英語が文法中心だから
うん。確かに、どれも一理ありますよね。
このうち、３を主張する人の中には、「文法をやっても、ちっとも英語が話せるようにならないんだから、文法なんてやらなくていいんだよ」とまでも言う人もいます。
これについて、皆さんはどう思われますか？
私の意見はと言いますと、英語教育に携わる者としまして、やはり全面的に賛成とは言えないですねぇ。
「英会話力」が向上しなかったのは、「文法をやったから」ではなく「文法しかやらなかったから」ですよね、正確には。
文法だけを学んで、話すという実践を全くやらなかった。だから、話せないんですよね。
例えるならば、野球のルールだけを学んで、キャッチボールなどは一切しない状態です。これだと野球の技術が上達しないのも、無理はありませんね。
逆に、ルールやセオリーを全く知らずに、いきなり野球の試合に出ると、どうなるか。打った後、３塁に向かって走り出すかもしれません。
ですので、やはり野球の試合で良いプレーをするには、野球のルールやセオリーを最低限知っておく必要があるでしょう。
英語も同じことが言えるかと思います。文法は、言語におけるルールです。そのルールを知らずに、いきなり英語を話せと言われると、どうなるか。
I Ken am.「私はケンです」などと、日本語の語順のまま英語を話すことになるかもしれません。
ですので、先の野球の話と同じで、英語もルール（＝英文法）を最低限知った上で、話すトレーニングをする必要がある。私はそう考えます。
よって、今日のブログのタイトルにもある「英会話の上達に文法の知識は必要か？」の問いに対する私の答えは、Yesです。
そこで、私共が運営する「オンライン英語教室のUB English」の「基本英会話」では、英会話の上達に不可欠な文法の知識を身に着けながら、話すトレーニングを行います。
「日本語解説付き」ですので、英会話にまだあまり自信がないという方も、安心して取り組んで頂けます。
また、レッスンは「完全マンツーマン」なので、わからない箇所があれば、いつでも日本語でご質問頂けます。
ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。
なお、2022年3月5日（土）、Amazon Kindleで『英文法項目別トレーニング＜動詞＞』を発売します。どうぞご利用下さい！