英検準1級ライティングの「POINTS」の使い方


 英検準1級ライティングでは、問題用紙にTOPICと4つのPOINTSが書かれています。この4つのPOINTSのうち、2つを使ってエッセイを書くことが奨励されています。

 この時、どのPOINTSを使うかで悩む受験者が少なくないようです。実際、私の生徒さんの中にも、「POINTSの取捨選択が難しい」と言う方が少なくありません。

 この4つのPOINTS。たいてい、2つに分けられます。agreeに使えそうなもの(2つ)と、disagreeに使えそうなもの(2つ)とに、です。

 どういうことか。以下の例題を使ってご説明いたします。

<例題>

TOPIC

More needs to be done to reduce a gap between the rich and the poor.

POINTS

●The economy

●Public safety

●Capitalism

●Globalization

 TOPICの意味は、「貧富の格差を減らすために、もっと取り組む必要がある」です。POINTSは上から、「経済」、「治安」、「資本主義」、「グローバル化」です。

 このうち、上の2つはagreeに、下の2つはdisagreeに、それぞれ使いやすいPOINTSだと考えられます。その理由を以下に挙げます。

●The economy:格差社会より、中間層が多い方が、経済が回りやすい。

●Public safety:格差社会では、不公平感から犯罪が増え、治安が悪化しやすい。

●Capitalism:資本主義社会においては、競争があってしかるべき。

●Globalization:グローバル化の波に乗るには、多少の格差は不可避である。

 このように、英検準1級ライティングでは、多くの問題で、4つのPOINTSが「2対2」の構図になっています。

 ですので、英検準1級ライティングでは、書き始める前の「4つのPOINTSの仕分け」が重要になります。この仕分けを間違えると、エッセイが書きにくくなります。

 「オンライン英語教室のUB English」の「英検準1級対策」では、この「4つのPOINTSの仕分け」のトレーニングを、多数の当校オリジナル問題を使って行います。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

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