英検準2級リスニング問題の解き方


 英検準2級のリスニングパートは、3部構成になっています。各部10問ずつで、合計30問あります。

 このうち第1部は、問題用紙に質問も、選択肢も書かれていません。男女二人の会話を聞き、最後の一文に対する応答として相応しいものを、その後に流れる3つの文から選びます。

 ですので、会話の流れをつかむことが大事なのですが、とりわけ最後の一文の意味を正確にとることが最も重要です。

 よって、途中、はっきり聞き取れなかった箇所があったとしても、そこであきらめず、最後の一文をしっかりと聞くようにしましょう。

 次に第2部。これも第1部と同様、男女二人の会話です。そして、最後に質問文が流れます。ただ、第1部とは違って、問題用紙に選択肢が書かれています。

 ですので、リスニングの説明文が流れている間に、第2部の選択肢を先読みしておくことを薦めます。選択肢を先読みすることで、ある程度、どんな会話が聞かれるが予想できます。

 そして、選択肢を見ながら、会話文を聞きます。会話の途中で、選択肢に該当する内容が聞き取れたら、その選択肢に印をつけておきます。

 会話文が流れ終わった後、質問を聞き、印をつけておいた選択肢が合っていれば、即座にマークシートを塗りつぶします。

 次の第3部も、この要領で解いていきます。第3部は会話ではなく、モノローグ(一人の話者が話をする)です。

 やはり選択肢を先読みし、答えを待ち伏せしながら本文を聞きます。途中、「今、これ言った!」という選択肢があれば、即座にその選択肢に印をつけましょう。

 最後に流れる質問は確認程度に聞き、途中で選んだ選択肢が合っていれば、即座にマークする。そして、残りの解答時間を使って、次の問題の選択肢を先読みします。

 第1部で大事なのは、会話の流れをつかむこと。加えて、最後の一文を集中して聞くことです。

 第2部、第3部は、共に選択肢の先読みが重要です。そして、「聞きながら解く」を実践します。

 但し、これらにはちょっとしたコツが必要です。

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