不定詞とは?


 昨日のブログで、「1文につき本動詞(述語動詞)は1つ」という原則を述べました。よって、1つの文で動詞の原形を2つ以上並べることは文法上不可だと。

 ですので、本動詞の後に置く動詞は、形を変える必要があります。例えば、「私はお寿司を食べたい」という文。

 この文の本動詞は「~(し)たい」です。これを英語ではwantと言います。そして、もう一つ、「~を食べる」という動詞があります。これを英語ではeatと言います。

 「~を食べたい」。この部分をwant eatとすることはできません。よって、eatの形を変える必要があります。

 「~を食べたい」ということはつまり、「~を食べることをしたい」です。「食べること」と、動詞を名詞化します。この時、eatの前にtoを付けます。

 want to eat。これで「~を食べたい」となります。to eatを「不定詞」と呼びます。元は動詞だけれどもtoを付けることで名詞化されています。

 昨日のブログで「動名詞」を紹介しました。動名詞も不定詞と同様、動詞を名詞化したものです。動名詞を使うか、不定詞を使うかは、本動詞で決まります。

 例えば、昨日挙げたfinish「~を終える」は後に動名詞を目的語にとる動詞です。一方、eat「~を食べる」は後に不定詞を目的語にとる動詞です。

 後に動名詞が続くのか、不定詞が続くのか。これらは綴りに法則がある訳ではなく、それぞれ個別に覚えるしかありません。

 少し面倒な作業ではありますが、これらをしっかりと覚えることで、正しい英文が作れるようになります。

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