中学英語のやり直し⑤(現在完了形とは?)


 海外を旅行中、現地で出会った人とちょっとした会話をする機会を得た。そんな時、「今までに日本へ行ったことがありますか?」って、聞いてみたいですよね。

 さて、これを英語でどう表現するか。「~へ行ったことがある」を英語では、have been toと言います。また、「今までに」という副詞はeverです。

 この場合は疑問文なので、haveを文頭に出します。よって、Have you ever been to Japan? となります。

 このように、「~したことがある」といった「経験」を述べる際に用いる文法項目が「現在完了形」です。これを「現在完了形の経験用法」と言います。

 「現在完了形」の基本は、「have+動詞の過去分詞形」です。先の文を見ますと、「have + been(be動詞の過去分詞形)」となっています。

 「現在完了形」の用法は他にもあります。例えば、海外で知り合った人に「ここに来てどれくらい?」と聞かれて、「5日間」と答えるとします。

 その場合、I have been here for five days. と言います。このように、現在完了形は、動作の「継続」を述べる際にも用います。これを「現在完了形の継続用法」と言います。

 この他、旅行先で、現地の人に「〇〇っていう名所にはもう行きましたか?」と聞かれたとします。この時、「もうそこへは行きました」と答える。これを英語にすると、I have already been there. となります。

 このように、現在完了形は、動作の「完了」を表すことができます。これを「現在完了形の完了用法」と言います。

 つまり、「現在完了形」には、「経験」、「継続」、「完了」の3つの用法がある、ということです。用途が広い文法項目なので、ぜひマスターしたいところです。

 「オンライン英語教室のUB English」の「中学英語からのやり直し」では、「現在完了形」など、中学英語で習う文法項目を「指導経験豊富な日本人英語講師」(英語講師歴20年)と「完全マンツーマン」で、おさらいできます。

 中学英語をやり直したい方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2021年7月10日(土)、Amazon Kindleにて『解きながら思い出す!中学英語を学び直したい大人の為の練習帳②』を発売いたします。どうぞご利用下さい!