「今～している」が「現在進行形」であるのに対し、「あの時～していた」は「過去進行形」です。
「過去進行形」の基本は、「（be動詞の過去形）＋（一般動詞のing形）」です。まず、この基本をしっかりと抑えておきましょう。
さて、「be動詞の過去形」とは何か？皆さん、お分かりですか？現在形はam, is, areの３種類ですが、過去形は２種類です。
am, isの過去形がwas、areの過去形がwereです。つまり、wasかwereの後に「一般動詞のing形」を置いたものが「過去進行形」だということです。
では、ここで、例文を作ってみましょう。
「私はあの時、シャワーを浴びていた」を英語にするとどうなるか。これは、I was taking a shower at that time. となります。
主語Iに対応するbe動詞はam。そのamの過去形はwasです。よって、was takingとなっています。
では、次に、会話文を見てみましょう。
A: What were you doing when I called you last night?
B: I was taking a shower at that time.
Aの意味は、「昨夜、私があなたに電話した時、何をしていましたか？」です。
主語youに対応するbe動詞はare。そのareの過去形はwereです。よって、were doingとなっています。
「過去進行形」の文を作る時のもう一つのポイントは、「過去の一時点を表す語句を伴う」という点です。
例えば、when I called you last night「昨夜、私があなたに電話した時」とか、at that time「あの時」といった語句です。
では、ここで、過去進行形を作る際のポイントをまとめます。
＜過去進行形のポイント＞
①「be動詞の過去形」＋「一般動詞のing形」
②過去の一時点を表す語句を伴う
如何でしたか？「過去進行形」の作り方、思い出しましたか？
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