英検2級ライティングテストで具体例を出すコツ


 英検2級ライティングテストでは、TOPICに対して、自分の意見や考えを述べます。その際、2つの理由を挙げる必要があります。そして、その理由をサポートする適切な具体例を挙げることができると、作文の中身はグッと濃くなります。

 では、その具体例をどうやって出せばいいのか。これは、私が実際に「英検2級ライティングテスト対策」のレッスンを担当している時に、生徒さんからよく聞かれる質問の一つです。「具体例を挙げなきゃいけないのはわかるんですけど、思いつかないんです」と。

 この時、私は「そんなに難しく考える必要はありません」と答えます。実際、私が、英検2級ライティングテストの模擬問題を作成する際、その解答例(Sample)も併せて作るのですが、その時に挙げる具体例は、決して難しいものではありません。

 むしろ、ごく身近なものを例に挙げることがほとんどです。例えば、昨日投稿した『英検2級ライティングテストの「POINTS」を使ってのエッセイの書き方』のSampleをご覧頂くと、ご理解頂けるかと思います。

 そのSampleでは、「スーパーやコンビニなどのお店が売上を伸ばすために多くの食品を売っている」ということの例として、「クリスマスの日に売られる大量のクリスマスケーキ」を挙げています。

 クリスマスになると、街の至る所でクリスマスケーキが売られていますよね。恐らく多くの方がそうした光景を目にしたことがあると思います。すごく身近な話題で、誰もが「そうそう」と思えるような話ではないでしょうか?

 それでいいんです、具体例は。だから、難しく考える必要はない、と言うのです。また、Sampleでは、利便性に関連する話として、「コロッケなどの出来合いの食べ物を買う」という話をしました。

 ここでも「コロッケ」という具体例を出していますが、これも非常に身近なものですよね。夕方、スーパーに寄って、揚げたてのコロッケを買って帰ったこと、ありませんか?おいしそうなので、つい買い過ぎて、食べ切れずに一部を捨てた、なんてこと、ありますよね?

 このように、ふだん街でよく見かけるようなものや、自分が日常的に行っていることなどを考え、それを例に出す。それで十分です。何か変わったことを書こうと奇をてらったり、斬新なアイデアを出そうと張り切ったり、といったことは必要ありません。

 このように言うと、多くの生徒さんが、「あっ、そっか」となるようです。そうして、気持ちが楽になると、案外楽に気の利いた具体例が出てくるようになります。こうなるとしめたものです。作文への苦手意識が消え、どんどん書けるようになっていきます。

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