「英語のmeetって、どういう意味?」と尋ねると、恐らく多くの方が「会う」と答えるでしょう。確かに、meetは「会う」という意味の動詞です。
しかし、「meetは自動詞、それとも他動詞?」と問われると、答えに窮する方が少なくありません。実は、meetは自動詞でもあり、他動詞でもあります。
例えば、I met her yesterday.「私は昨日、彼女に会った」などと用いますが、この時のmet(meetの過去形)は、直後に目的語(her)があるので他動詞です。
では、次の例文はどうか。The Foreign Minister of Japan will meet with the American counterpart tomorrow.「日本の外務大臣は明日、アメリカの外務大臣と会談する予定だ」。
この時のmeetは、後に「前置詞(with)+名詞(the American counterpart)」が続いているので自動詞です。
では、meetとmeet withはどう違うのか。まず、他動詞のmeetは単純に「(人)に会う」という意味で、「顔を合わせる」(=見る「see」)といった意味合いです。
一方、meet withは「[事前に約束をして(人)と会談する」という意味です。単純な顔合わせではなく「(人に会って)言葉を交わす」(=話す「talk」)といった意味合いです。
よって、先の例にもあるように、他動詞のmeetがカジュアルな意味合いであるのに対して、自動詞のmeet (with) はよりフォーマルな表現で、堅い場面で用いられます。
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