apparentlyは、英会話で使う際には、注意が必要な副詞です。その理由を、例文を使って説明します。
(例文1)
A: Why didn’t he show up yesterday?「なぜ昨日、彼は来なかったの?」
B: Apparently, he had forgotten it.「どうやら忘れてしまっていたようだ。」
Bの訳文の「どうやら」に相当するのがapparentlyです。apparentlyは、このように文頭に置き、文全体を修飾することが多い副詞です。
ただ、apparentlyには「どうやら」の他、「明らかに」という意味もあります。以下に例を挙げます。
(例文2)Greg is apparently a great pianist. In fact, he has won many piano contests.
「グレッグは明らかに素晴らしいピアニストだ。現に彼は多くのピアノコンクールで優勝したことがある。」
このように、apparentlyは「どうやら」と「明らかに」の2つの意味を持ち、時に意味を混同する恐れがあります。
それ故、「どうやら」という意味ではseeminglyを、「明らかに」という意味ではclearlyやobviouslyを使った方が、英会話においては無難だと言えます。
「オンライン英語教室のUB English」の「基本英会話」では、apparentlyなど、注意が必要な語句の正しい使い方を指導します。
指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が、わかりやすく、ていねいにお教えします。レッスンは「完全マンツーマン」&「完全オンライン」で行います。
正しい英語表現をマスターしたい方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容等に関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」で承っています。
なお、本日[2024年3月2日(土)]、Amazon Kindleで『英語の表現を豊かにする為の副詞練習帳』を発売します。どうぞご利用下さい!