「AというよりもむしろB」。この意味を持つ英語構文は、大学入試(英語)の問題によく出ます。以下に例を挙げます。
①He is not so much a cram school teacher as a TV personality.
②He is not a cram school teacher so much as a TV personality.
③He is a TV personality rather than a cram school teacher.
④He is rather a TV personality than a cram school teacher.
この4つはいずれも「彼は予備校講師というよりもむしろテレビタレントだ」という意味の英文です。
つまり、「AというよりもむしろB」という意味を持つ英語構文は、合計4つのパターンがあるということです。以下に4つの型をまとめます。
①(be) not so much A as B
②(be) not A so much as B
③(be) B rather than A
④(be) rather B than A
大学入試(英語)では、これらの言い換えが問題になることがよくあります。以下に例題を挙げます。
①He is not so much a cram school teacher as a TV personality.
②He is ( ) a TV personality ( ) a cram school teacher.
「①と同じ意味になるように、②の( )内に適切な英単語を1語ずつ入れよ」といった問題です。空所には、ratherとthanがそれぞれ入ります。
このように、大学入試(英語)では、英語構文の知識を問う問題がよく出題されます。よって、大学入試(英語)を首尾よく突破するには、英語構文の知識を養う必要があります。
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