英検２級に合格するには、語彙の豊富な知識が必要です。よって、英検２級用の単語集を活用するなどして、英単語の暗記に努める必要があります。
その際、単に見出し語（英単語）とその訳語を丸暗記するのではなく、語法（単語の正しい使い方）にも意識を払いたいところです。
例えば、自動詞の場合、その後に続く前置詞をセットで覚えることをお薦めします。以下に例を挙げます。
1. depend ( ) N
2. differ ( ) N
3. participate ( ) N
4. refer ( ) N
5. succeed ( ) N
さて、１～５の空所には、どの前置詞が入るか。お分かりですか？
まず、dependは「頼る」という意味の自動詞で、その後に前置詞onを伴います。depend on Nで「Nに頼る」および「Nによる、N次第である」という意味もあります。
次にdifferは「異なる」という意味の自動詞で、後にfromが続きます。differ from Nで「Ｎとは異なる」（＝be different from N）という意味になります。
participateは「参加する」という意味の自動詞で、前置詞inを伴います。participate in Nで「Nに参加する」（＝take part in N）です。
referは「参照する、言及する」という意味の自動詞で、後にtoが続きます。refer to Nで「Nを参照する」および「Nに言及する」（＝mention N）という意味になります。
最後にsucceedは「成功する」という意味の自動詞で、後にinが続きます。succeed in Nで「Nで成功する」。なお、succeed to Nだと「Nを引き継ぐ」という意味になります。
このように、自動詞と前置詞をセットで覚えると、英検２級において、大問１の語彙問題はもちろんのこと、ライティングにも有利に働きます。
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