英語の大学入試では、正しい語法の知識を問う問題がよく出題されます。以下に例題を挙げます。
1. The man wearing a yellow T-shirt is Mike.
2. The man ( ) a yellow T-shirt is Mike.
これは、「１と２がほぼ同じ意味になるように、空所に適切な英単語を１語入れなさい」という問題です。
１の文は「黄色いTシャツを着ている男性はマイクです」という意味です。これと同じ意味になるように、（ ）に英単語を入れます。
つまり、空所にはwearing「（服）を着ている」と同じ意味を持つ語句を入れる、ということです。
「～を着ている」ということは、服の中に身を入れているということです。よって、空所には「～の中に」という意味の前置詞inが入ります。
「be wearing N（服）」＝「be in N（服）」で、いずれも「N（服）を着ている」という意味です。上記の文では、関係代名詞のwhoとbe動詞のisが省略されています。
このように、英語の大学入試では、ある語句を前置詞に置き換える（例：wearing → in）語法問題がよく出ますので、受験生の方は、ぜひ抑えておきましょう。
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