大学入試(英語)には、「2つの文がほぼ同じ意味になるように、空所に適切な英単語を入れなさい」という問題がよく出ます。以下に例題を挙げます。
1. It rained heavily last night.
2. We ( ) heavy rain last night.
この2つの文は、いずれも「昨夜、大雨が降った」という意味です。さて、空所にはどんな語句が入るのか。
1の文では、rainを「雨が降る」という意味の動詞で使っています。そして、主語は形式主語のItです。heavilyは「強く、ひどく」という意味の副詞です。
一方、2の文では、rainを「雨」という意味の名詞で使っています。主語のWeはItと同じで、これ自体に意味はありません。heavyは「強い、ひどい」という意味の形容詞です。
2の文を直訳すると、「昨夜、私たちは強い雨を持った」です。ということで、空所には「持つ」という意味の動詞haveの過去形のhadが入ります。
「We had heavy rain last night.」。これで「昨夜、大雨が降った」という意味になり、「It rained heavily last night.」と同じ意味になります。
こうした英語構文の知識があれば、大学入試(英語)において、非常に有利に働きます。これから大学受験を控える方は、ぜひ覚えておきましょう。
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