coinが持つ意外な意味とは


 レッスンで「coinってどういう意味ですか?」と尋ねると、多くの生徒さんが「硬貨(コイン)」と答えます。

 確かに、coinには「硬貨」という意味があります。例えば、①I need some coins to do the laundry.「洗濯するのに幾つか硬貨が必要です」など。

 しかし、「coin=硬貨」という具合に、一単語一訳語式に覚えるのは少々危険です。と言うのも、coinには「硬貨」以外の意味もあるからです。

 例えば、②The word “workation” was coined several years ago, and now it is widely used. という文。この時のcoinは、果たしてどういう意味か。

 この文を日本語に訳すと、『「ワーケーション」という言葉は数年前に造られ、今では広く使われている』となります。つまり、このcoinは「(新語)を造り出す」という意味です。

 「硬貨」という意味ではもちろん名詞ですが、coinはこの他に「~を造る、造り出す」という動詞としても使える語です。

 なお、②の例文では、The word “workation”『「ワーケーション」という言葉』が主語で、これは造られる側なので、受動態(be動詞+動詞の過去分詞形)になっています。

 このように、coinには「硬貨」だけでなく「~を造る」という意味もありますので、一単語一訳語式の丸暗記ではなく、第二義や第三義も覚える必要があります。

 「オンライン英語教室のUB English」の「英語力強化コース」では、英単語が持つ意味を深く掘り下げ、幅広く使いこなせるようになるためのトレーニングを行います。

 指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が、わかりやすく、ていねいに解説します。レッスンは「完全マンツーマン」&「完全オンライン」で行います。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容等に関する詳しいご相談は「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2023年10月14日(土)、Amazon Kindleで『意外な意味を持つ英単語の用法』を発売します。どうぞご利用下さい!